歯科医院のレセプトをサポートする八木屋のブログ

社会保険診療報酬支払基金統計月報(H26.6月)

社会保険診療報酬支払基金統計月報(H26.6月)

皆さま、こんにちは。歯科医院をサポートする八木屋です!

秋らしさも増し、一頃の暑さから解放されたここ新宿ではありますが、
デング熱騒動が勃発し、弊社も窓を閉め切るなど“大袈裟な対応”を重ねつつ日々の業務に邁進しておりますw。

まぁ、この年齢になりますと…、恐らく血も不味いのか?不思議と蚊に刺されない日々を重ねておりまして、
本日も封鎖中の新宿御苑脇を半袖シャツで通勤してきましたので、今更会社の窓を閉め切っていたところで効果はアレなのですが…。弊社のうら若き女性スタッフたち???が万が一デング熱に罹患すると困るので、今しばらく窓は閉め切って業務を行ってまいりますw。(厚労省:デング熱に関するQ&Aはこちらから)

さて、本日のブログは、社会保険診療報酬支払基金より統計月報(H26年6月)が発表されましたので、全国と東京近郊の各都県の平均点等について書いてみます。

平成26年&平成25年における、全国および東京・埼玉・神奈川・千葉の各都県の確定状況(1件当たり平均点数)を抜粋してグラフを作成したところ…。

平成26年のまとめはこちら↓↓↓
H26

平成25年のまとめはこちら↓↓↓
H25

(H26年6月の各都道府県における「1件当たり点数・1日当たり点数」などは、「第8表支部別医療保険分診療報酬等諸率」に掲載されておりますので、こちらからダウンロードしてご覧下さいませ。)

上記2つのグラフを見比べると、平成26年の各月における平均点推移と、平成25年の平均点推移は同じような折れ線を辿っております。

なぜ同じような折れ線を辿るのか?明確な理由は謎ですが、平成26年の最低平均点である1月(平均点=1,135.6)と、最高平均点である4月(1,207.5)では、その差“1件当たり72点”、200枚/月程度のレセプトを請求する医院様では、診療収入の差額が144,000円(14,400点)

平成25年に目を転じても、最低平均点である1月(最低平均点=1,149.0)と、最高平均点である3月(最高平均点=1,215.5)では、その差“1件当たり66.5点”、やはり200枚/月程度のレセプトを請求する医院様では、診療収入の差額が133,000円(13,300点)

その差額、13.3〜14.4万円と言えば…。昨今滅菌問題で騒がしいハンドピース1本を軽〜く買える金額になるでしょう。

本来、診療収入は緩やかな右肩上がりの安定軌道が望ましいのは言うまでもありません。
両グラフに示された1年間各月におけるレセプト一枚当たり平均点の高低差は、歯科衛生実地指導料-1の80点にも満たない“60〜70点の差”ではありますが、“塵も積もれば山となる”の格言のごとく、長期的には大きな資産の差となって現れます。

と、言うわけで…、各医院様におかれましては、上記を平均点グラフを参考に月当たりの保険算定数値目標等を設定されてみては如何でしょうか???

で、保険算定・目標設定・新規指導等でお悩みの先生が万が一おられましたら、こちらのセミナーに是非お越し下さいませ。保険診療に関する全てのことを、親切&丁寧にレクチャーさせて頂きます。

最後に、弊社におきましては、9月8日の時点で“8月度レセプト支援業務”も無事全てが終わり、残すところ点検実績のデータベース入力作業&各クライアント様に配布する点検レポート作成のみとなりました。

8月度レセプト点検&請求業務も期限内に実行することが出来まして、各クライアント様のご協力に感謝すると共に、この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

それでは、また。