歯科医院のレセプトをサポートする八木屋のブログ

5月のレセプト点検実施中!& H23年度個別指導等実施状況

皆様、こんにちは! 歯科医院をサポートする八木屋です!
早いもので今年も半分が過ぎようとしています。現在弊社は5月のレセプト点検でお大忙であり、時の過ぎるのも忘れそうですが、毎月のルーティンであるレセプト点検業務をしていると尚更時間が早く過ぎて行く感じがします。まぁ、時が過ぎるのを早く感じるのは何事も順調な証だと思うので明日からも精進を重ねつつ前進致します。
さて、レセプト点検と言えば…、お上が実施する指導等が気になる先生方も多いのではないでしょうか。
本年1月に厚労省より発表されたH23年度歯科保健医療機関向け指導状況によると…。
全国
個別指導=1,253件
新規指定個別指導=1,390件
集団的個別指導=5,043件
適時調査の実施状況=10件
監査の実施状況=45件
指定取消=21件(内、指定取消相当=9件)
でありました。
都道府県別にみると…、
東京都
個別指導=120件
新規指定個別指導=201件
集団的個別指導=780件
適時調査の実施状況=2件
監査の実施状況=2件
神奈川県
個別指導=111件
新規指定個別指導=134件
集団的個別指導=375件
適時調査の実施状況=0件
監査の実施状況=1件
埼玉県
個別指導=87件
新規指定個別指導=70件
集団的個別指導=257件
適時調査の実施状況=0件
監査の実施状況=0件
歯科医療機関における取消件数の年次推移は、
H19年度=27件
H20年度=17件
H21年度=13件
H22年度=12件
H23年度=21件
となっており、取消件数はバスタブ曲線を描いて再び増加に転じ…、さてH24年度はどうなるのでしょうか???
で、かねてから指導の実施状況には地域差があると言われております。
歯科ニュース様が作成した「指導率(指導実施件数÷医療機関数)」によると、
H23年度の地域別実施状況の上位は、
名誉ある第一位=高知県(15.6%)
第二位=香川県(15.5% )
第三位=沖縄県(15.3%)
最下位=岡山県(0.9%)←福島・岩手県を除く
となりまして、なんとも不公平(?)な指導状況でございます。
まぁ、担当技官様のご意向だけで指導量が決まるとも思えませんが、しかしこの不公平な指導の実施状況を歯科医の先生方はどのように思われるのでしょうか???
毎月レセプト点検を実施していると…、「いきなり査定かよ!」なんて案件も少しながら増えつつあるようにも感じますので、歯科医療機関の皆様におかれましては、毎月のレセプト点検はシビアに実施して頂きたいですね。因に…指定取消に至る端緒第一位は「保険者様からの通報」でございますので、一枚一枚しっかりとレセプトに記載された病名や処置等を確認して頂きたいと思います。
(万が一レセプトで困ったら。。。八木屋に一報下さいな。)
では、また。