歯科医院のレセプトをサポートする八木屋のブログ

< 矯正歯科治療 患者意識調査 > 成人患者の7割以上が「もっと早くに治療した方が良かった」

皆様、こんにちは!歯科医院をサポートする八木屋です!
このニュースを読みました!
この春、中学2年生になった我が家の次男もかつて小児矯正の治療を受けました。次男の犬歯の生える位置がおかしい事に加え、やや反対咬合だったので矯正治療を受けることにしたのです。
当時の次男は顎が小さく、歯の生えるスペースが狭かったことが影響し犬歯の生える位置がおかしかったようです。当時の通院先の先生が薦めてくれた「バイオブロック矯正治療」によって、今では奇麗な歯列になり、もっか大好きなサッカーに打ち込んでおります。
次男が受けた「バイオブロック矯正治療」は脱着式の矯正装具を用いて治療を行います。
この治療のメリットとしては「矯正装具の取り外しが可能」なところで、食事が普通に摂れ、歯磨きも通常通り出来るのでむし歯になりにくい点などが挙げられるでしょう。
一方、デメリットですが、矯正装具の装着忘れや装置の調整を頻繁に行わなければならない点、そしてデメリットと言うか…、この治療は保険適用外なので治療費が高額で経済的負担がかかるところも親としては大変です。(確か…40〜50万円くらいの治療費だったと思う)
しかし、今思えば、あの時に「バイオブロック矯正治療」を受けたおかげで、お金には換える事の出来ない健康を手に入れることが出来たので、矯正治療を受けて良かったとつくづく思う次第です。
さて、「バイオブロック矯正治療」を受けようとお考えの皆様の参考になればと思い、治療中の次男の様子なども書いておきます。
当時、小学校3年生であった次男は、自分の歯並びがおかしいとこなど全く気にしていませんでした。きっと、男の子であった事に加え、自分の見た目にも大した関心を示さない性格だったので、このニュースにあるような「「治療したいと思ったが、親に相談しなかった」なんてことは一切ありませんでした。
一方、親として次男の仕上げ磨きを毎晩していた私たちは、次男の犬歯の位置がおかしい事を気にしていまいした。で、先生に相談した結果、「バイオブロック矯正治療」を薦められ…。
時を同じくして、次男の小学校の友人の中にも「矯正治療」を受けている子が複数いたようです。
そもそもお口の中に矯正装具が常に入っているのですから、大人でも嫌な感じがしますよね。でも次男は何故か?矯正装具がお気に入りだったようで、同じように矯正治療を受けているお友達同士で矯正装具を見比べて、「おれの装置の方がバネとネジが付いててカッコいいだろ〜!」なんて自慢までする始末…(汗)
なんとも不思議な性格が幸いして、無事治療期間を乗り切る事ができました。おそらく我が家の長男だったら…、無駄な潔癖性が災いし治療途中で放棄していたかも知れません。
私の個人的な感想では、矯正装具を用いる小児矯正の場合、治療が成功するか?しないか?は、子供の性格による部分も大きいのではないか?と感じております。
いくら先生が頑張って治療を施してくれても、肝心の治療を受けるお子さんが、親の目の届かないところで矯正装具を外してしまっては元も子もありません。
その点、次男の場合「矯正装具が自慢の一つ」だった訳ですから、装置を外すといった治療の妨げになるような行動にはつながりませんでした。
「歯並びは親の責任!」と言われる向きもあるようです。しかし、子供がどんな歯列を持って誕生するか?までは親には解りません。万が一不正歯列で生まれてしまったら、親の責任として矯正治療を真剣に検討する必要があるとは思います。でも、結局のところ、矯正治療が成功を収めるか?否か?は当事者であるお子さん次第の面もあるのです。
お子さんの不正歯列でお悩みの親御さん、良い矯正医との巡り会いも大切な事ですが、治療期間中におけるお子さんの口腔ケアや矯正装具の装着状況の管理等、ご家庭での取組みの善し悪しも矯正治療の是非を分ける要因です。歯科医院側の努力だけでは奇麗な歯列は手に入らないことも理解した上で専門医や主治医の先生にご相談して頂くことを、経験者として願っております。
追記、
塩原先生じゅりちゃんご無沙汰しております!
当時は次男がお世話になりました。彼も今では生意気盛りの男子に育ち、身長も塩原先生より大きくなりましたよ。彼が今でも奇麗な歯列で健康に日々を過ごす事が出来るのは貴方達のおかげです。感謝してます!これからも我が家の次男のような不正歯列の患者様をたくさん救ってあげてちょうだいね。
それでは、また機会がありましたらお目にかかりましょう!