歯科医院のレセプトをサポートする八木屋のブログ

先天欠損歯による永久歯代行

先天欠損歯による永久歯代行

皆様、こんにちは!歯科医院をサポートする八木屋です。

昨日の台風18号の影響か?歩道のあちらこちらにゴミが散乱しているここ新宿ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

5日(日)に開催させて頂きました、弊社主催「保険セミナー」は、おかげさまで台風直撃前日の悪天候にも関わらず、多くの先生方にお越し頂きとても有意義セミナーになりました。ご参加頂きました先生方、ありがとうございました。

セミナー写真

さて、本日のブログは先天欠損歯(部分性無歯症)による“永久歯代行”について書いてみます。
このところレセプト点検を通じて感じる事の一つとして、以前と比べ先天欠損歯(部分性無歯症)による“永久歯代行”が増えているような気がします。

まぁ、私の肌感覚なので統計的な”evidence”とは遠い話しだと思いますが、毎月数枚程度“摘要欄”に記載されている“永久歯代行”を見かけると…。

ただ今点検中である“H26年9月度”レセプトにおいても、新たに4枚“永久歯代行”と記載されたレセプトがあり、該当部位は偶然?にも全て“下顎E”でありました。

そもそも先天欠損歯(部分性無歯症)は人口の3.5%~8.0%程度(←Wikiによる) との事ですが、なんだかその割合よりも多く先天欠損歯(部分性無歯症)を見かける感じが致します。

第三台臼歯(親知らず)の先天欠損歯(部分性無歯症)は人口の20%程度と一般化?しているようですが…、続いて多いと言われている第二小臼歯や側切歯の欠損は、弊社レセプトで見る限り見Wikiに書かれたそれよりも多いと感じます。(←あくまでも個人的見解です)

で、折角の機会?なので親切な弊社としましては、先天欠損歯(部分性無歯症)の患者様のレセプト記載例を掲載してみましたので、どうぞご参考に!
永久歯代行
先天欠損歯(部分性無歯症)の患者様のレセプトにおける注意点としましては、
① P・G病名の場合、全歯式に該当部位(乳歯部位:Eなど)を入れる。
② 該当歯をC病名等で処置した場合、摘要欄に「部位+永久歯代行」と記載。

の2点でございます。
既に賢明な皆様は“永久歯代行”の摘要記載等、初歩的なことなのでご存知とは思いますが、レセプト点検を実施していて「今月も先天欠損歯が多いなぁ」と思いましたので、ブログに書いてみました。

それでは、また。