歯科医院のレセプトをサポートする八木屋のブログ

H26.6月度レセプト点検概況

皆さま、こんにちは!
歯科医院をサポートする八木屋です。

今日のブログは、先週終了致しましたH26年6月度レセプト点検概況について書いてみます。

6月度の弊社クライアント様の業績はおかげさまで好調でございました。
多くの医院様が前月比レセプト枚数増と素晴らしい業績を計上されており、こちらも嬉しい悲鳴を上げながらレセプト点検を実施させて頂きました。

特に、都区部の医院様の業績が素晴らしく、前月比+50枚超の医院様も複数みられました。
各医院様のご協力もあり、6月分レセプト点検業務もスムーズに終了となりまして、ただ今、今月15日に各医院様へ発送させて頂く「点検レポート」の発行作業に追われております。

が…、スムーズの中にも…。
こちらのブログにも書かせて頂きましたように、MT・義歯破損病名で歯リハ1を算定するなどの病名不備や、摘要欄に記載された除去物(FMCなど)の数と、実際に除去を行った数が合わない!などの軽微なミスが散見されました。

特に除去数の不一致は、M社様製レセコンの入力特性によるものか?毎月一定数のミスが見られます。

M社様のレセコンの場合、以下の手順で除去を入力すると…。


部位・傷病名 = 左下 56 C
処置 = 除去(左下5In )+ う蝕処置+間Pcap(左下 56)

部位・傷病名をを登録:56 C

処置入力:除去選択すると点数(16×2)で表示される

実際の除去数“左下5”なので、除去数を訂正入力(16×1)

除去部位の確認画面が出るので、除去部位を登録(左下5)

う蝕処置+間Pcap(左下56)を登録

摘要欄に「左下56除去簡単:インレー」

と、実際の本数とは違う除去数が自動で表示されてしまい、摘要記載除去数と実際に除去した本数に違いが見られてしまいます。

除去数を摘要欄に適正に表示させるには、除去物のある歯(左下5)を、う蝕処置等とは別に個別入力する必要があります。


部位・傷病名 = 左下 56 C
処置 = 除去(左下5In )+ う蝕処置+間Pcap(左下 56)

部位・傷病名をを登録:5 C

処置入力:除去選択すると点数(16×1)で表示される

部位・傷病名をを登録:56 C

う蝕処置+間Pcap(左下56)を登録

摘要欄に「左下5除去簡単:インレー」

この手順で入力すれば摘要欄に除去数が適正に表示されます。

診療で多忙な先生方は、除去とC処置を別々に入力するのをつい忘れ…、M社様にも改善要望は出させて頂いておりますが、今のところ改善の兆しはございません(涙)

また、Topicと言いますか…。
今月も残念ながら「他の医療機関で埋入したインプラント」の撤去算定(460点)がありました。。。

除去に至った原因は“インプラント周囲炎”とのことですが、今回の算定がレアーケースであることを祈っております。

それでは、また。

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